この解説はある期間、Bron Elektronik AG Pulso A シリーズの英文マニュアルに記載があって、日本語文に記載が無い時期がありました。たぶん無かったであろう部分です。
英文を読むさいの参考程度とお考えください。
記載内容に対するメーカー、販売者への問い合わせはご遠慮ください。変更した場合、メーカーや販売店、サービスセンター等でのサポートが受けられなくなることもあります。
動作、安全性を保証するものではありません。全て利用者の責任においてご利用ください。
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パルソAパワーパックでは、様々な補助機能をプログラム、変更、削除することができます。
すべての機能に共通な使用方法
入力: パワーパックをAC電源に接続して装置の電源を切ります("on/off" キー)。"aux" と"on/off" キーを約2秒間、同時に押します。大画面の方にプログラム番号 "0" が表示されます。"+" / "-" キーで、希望するプログラム番号を選択してください。
使用範囲:このコードにより、顧客は重要な情報を読み取ったり、情報の一部変更などを行うことができます。
カスタマーコードに関しては制限がなく、顧客、撮影者からアクセスされます。
プログラムバージョン番号は、装置にインストールしたソフトウェアのバージョン番号を表します。
入力:できません。
サービスの必要がある場合、常にこの番号が必要となります。
パルソA4パワーパックのモデリングライトは、prop2までのみ切り替えが可能です。それ以上のランプヘッドを作動させる場合、"set"(OFF)キーを使ってブロックをキャンセルすることができます。これで、パワーパックはprop3に切り替えることができ、モデリングランプはこの設定で、二倍の明暗度で作動します。
入力:"set"キーを使用します。
1/10ストップ段階(10〜6)では、1/10毎の段階で4または6の範囲内で電力が表示されます。工場出荷時のパルソAアワーパックはフル電力の10が表示されるように設定してあります。この表示範囲は10〜6で切り替えることができるので、9または8でフル電力が表示されます。フル電力での最も低い表示は6です。この特徴は、異なるフラッシュ電力のパワーパックで同じフラッシュ電力を同じ数字に合わせるときに使用します。
1/3ストップ段階では、エネルギーは1/3ストップ段階(.3)毎に表示されます。フル電力時、パワーパックは9を表示し、最も低い電力の段階は-9です。1/10ストップのように表示範囲を変更することはできません。
入力:"set"キーを使用します。
操作状態、(ランプヘッドの数、電力供給、電力レベル)の機能に応じてフラッシュ持続時間は変化します。プログラムされたフラッシュ持続時間の表示と一緒に、この表示が他の追加機能の表示に変るまで相当する時間が表示されます。
入力:"set"キーを使用します。
パルソAパワーパックは工場出荷時に、電力が落ちた場合、保持機能(例:"SLY"、"SEQ"、"t0.1"など)が再度電源が入ったときにエラーが起きないように削除されるように設定されています。"ON"が押されると、補助機能のデータは、電力が落ちた後でも保存されるようになります。
入力:"set"キーを使用します。
パワーパックの同期プラグは、リリース接触に加え、外部から作動される追加コントロール接触子に装備されています。その結果、二つのコントロール可能なランプヘッドコネクターのスイッチオフは外部からコントロールすることができます。このとき、外部装置を使用することはできません。
入力:"set"キーを使用します。
通常設定:"OFF"
使用可能な電源が弱くなると、充電中のモデリングライトの輝度が減少します。(ON→減少)
入力:"set"キーを使用します。
AC電圧が低い国では、モデリングライトコントロールが電源電圧に順応するようにできます。小画面の数字が電圧設定を表示します。(100〜127V装置 → 100または117)
入力:"set"キーを使用します。
6桁カウンターが、装置が最初に操作されて、フラッシュ放電を始めたときからカウントを始めます。000〜999の数字がプログラム番号8上に表示されます。1000以上の数字はプログラム番号9に表示されます。パルソAパワーパックが手元に届いたとき、工場での最終チェックで何度か使用されているため、フラッシュカウンターが0になっていることはありません。
このフラッシュカウンターを変更することはできません。
桁の切り替え:"aux"キー
フラッシュカウンターが1000以上(001.xxx 〜 999.xxx)の数字になった場合、プログラム番号9上で表示されます。
1000以下のフラッシュ放電数はプログラム番号8上で表示されます。
フラッシュカウンターの変更を行うことはできません。
桁の切り替え:"aux"キー
内蔵サーバー受信機は必要ならばサービスによってブロックすることができます。装置が手元に届いた時のスイッチ設定はオンです。
変更は購入先、ブロンカラーサービスセンターへご依頼ください。
この表示は、装置に組み込まれている充電基板の識別子をサービスに知らせるためのものです。この設定は変更できません。
入力:できません。
変更は行えません。
桁の切り替え:"aux"キー
変更は行えません。
桁の切り替え:"aux"キー
この装置が配送された国を番号で特定します。
入力:できません。
EPROMバージョン10.01以上では、プログラム番号15のプログラムが可能です。このプログラムは、最低2台から最大8台までのパワーパックのフラッシュトリガーを操作することが可能です(リリース位置の設定)。正しいプログラムを行えば、装置はつぎつぎにフラッシュを行います。そのためには連続リリースを前もってプログラムしておく必要があります。これは充電時間を減らすときに役立ちます。
例:3台のパルソAパワーパック
入力:"set"(ON)キーを使用します。
数台のパワーパック上で"SEQ"および"DLY"機能がプログラムされる場合、パワーパックが時間内に時間差を付けてトリガーするときに利用します。プログラムバージョン10.02までは、これはプログラム番号16で行うことができます。第1時間差の時間は個々に選択できます。この機能は数台のパワーパックを使って短い間隔でストロボ効果を出しながら連続写真を撮ることができます。
入力:"set"(ON)キーを使用します。
プログラム番号5、15、16は補助機能(*位置)のオプションです。新しく入力する場合、前回にプログラムされたものはキャンセルされます。