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染織基礎知識「作品制作の基礎」

「手作り」の範囲

自分の手で形あるものを作っていくことを「手作り」といいます。
染織で言えば、「手織り」という言葉になるでしょうか。
趣味で楽しんでいるひと、仕事として制作しているひと、人それぞれの立場、役割で、「手織り」の考え方にもいろいろあります。
「購入した色糸を織るところからを手織りという。」
「購入した生成糸を染めることからを手織りという。」
「糸づくり(紡ぎ・紬)から始めることを手織りという。」
「糸の基となる綿花、蚕、羊毛を育てるところから手織りという。」
糸染でも同じです。
「自然の中で育つ草木を採取して染料にする人。」
「草木を育てて染料にする人。」
「購入した乾燥染料で染める人。」
「合成染料で染める人。」
どれが正解か、間違っているか、ではなく、それぞれの考え方だと思います。
わたし自身は購入した生成りの糸を、購入した天然乾燥染料で染めることがほとんどです。庭で育てているマリーゴールドの花卉や、自然に増えてきたドクダミで染めることもありますが、大抵は買った染料で染めます。また、劇薬は避けていますが、助剤の適量を守って合成染料も使用します。
糸にしても、購入した羊毛を紡毛機や糸車で紡ぐことや、2、3種の糸を撚り合わせて顔の違った糸を作り直すことはよくやりますが、ほとんどは糸見本を取り寄せて糸を厳選して購入しています。
これが、HARUーわたしの制作現場であり、姿勢でもあります。

やってはいけないこと

わたし自身、当初は趣味の範疇で染織を楽しんでいました。いろいろな事情などが重なり、また長年ひとつのことを続けてきたことで多少の技術も身につき、やがて染織を仕事と呼ぶようになりました。

趣味でやっていた頃と自ら仕事と呼ぶようになった現在と比べ、制作の上で律していることがあります。
「意図的な模倣」
他の方の作品をそのまま模倣することは、決して許されないと思っています。
「学ぶ(まなぶ)」の語源は「真似る(まねる)」と言われます。言葉で学ぶのではなく、目で盗んで真似る、手つきを真似る、こんなふうに使われる言葉です。
技法の習得は、染織分野には欠かせない要素です。豊富な技法の習得があってこそ、作品の意匠、表現も多様になります。
尊敬する先達の作品を真似て技法と表現の関わりを勉強する。そうした技法習得のための「真似る」行為で、技法も受け継がれていくと思います。
これは意図的なコピーとは違います。オリジナルを真似て、それを自身の中で昇華させ、自分の制作の引き出しにするための勉強です。
意図的な模倣は、そのままのそっくりさんで、さらに販売を目的にする場合のことを言います。良い作品をコピーすれば売れます。売れて嬉しいから、また繰り返す。この環にはまったら、作品制作の意味を失います。
物を作る人々の多くは、自身のオリジナリティを追求し、探求し、作り続けています。それでも似通った作品に遭遇することがあります。思考や技法の似ている人が、似た作品を作ってしまう。本人には笑えない話です。これは模倣ではなく、むしろ勉強不足です。偉そうに記していますが、わたし自身「自分だけの技法だ」と自惚れていたら、もうとっくの昔に同じことを何人もの方がやっていた、という顔から火が出るようなお粗末な思い出があります。
ですから、これは自戒を込めて思うことですが、ものつくりはオリジナリティの表現のために常に技術の習練、習得を続けることが必要で、さらに染織に限らず他の方々の作品を鑑賞し、日々の暮らしの中の美しいことごとを察知するアンテナを持っていることが大切だと思います。
ついでながら、絶版されたものを含めて出版されているテキスト本に載せられている作例は、むしろ「試してみてくださいね」「もっと工夫してみてくださいね」と仰って頂いていると理解しています。

計画と実技の狭間(はざま)

織物の計画

織物の計画とは、実技に入る前の準備のことをいいます。
「何をつくるか どういう方法で織るか」
これは、作品制作の根本です。
まず、作品のイメージ作りから始まります。そして、そのイメージを具体化する方法を選びます。
具体化する方法をいくつか羅列してみます。

1. ペーパーデザインを描く

ペーパーデザイン

ペーパーデザインとは、デザイン画=意匠図のことです。描くことでイメージを視覚化し、実物に近いものに修正できます。イメージ画は縮小図でもいいのですが、デザイン画は実物大に描く方がこの後の計画が立てやすくなります。リピートのない大きな1枚画のデザインでも、できるだけ実物大に描くことをお勧めします。
その際、cm方眼紙や鯨尺方眼紙のような織物用のデザインペーパーがあれば便利です。cm筬を使用している方はcm方眼紙を、鯨尺筬の方は鯨尺方眼紙を選んでください。無論、普通の無地の用紙でも構いません。
方眼紙に沿って筬目を写し取ると、デザインの大きさの設定や目数や糸本数の計算の基になります。


ペーパーデザイン

ペーパーデザインというと「絵が下手だから…」と躊躇される方も多いのですが、染物の下絵と違い、織物のデザインはまず経糸の色と配列を決めていくことが第一の作業です。そのためのペーパーデザインですので、絵というよりも設計図に近いものです。通常、経糸の計画を決めて、イメージがあればそこに緯糸のデザインを描き足していきます。


ペーパーデザイン

絣(かすり)のように正確に形を出す技法、綴織(つづれおり)、ノッティングのように絵の感覚で織る技法の場合は、最初から綿密に描いていきます。

ペーパーデザインを描く時の道具は、それぞれの好みです。ただ、織物は経糸と緯糸の交錯で色なり柄なりが表現されるので、絵の具のように上塗りができない色彩用具は不向きに思えます。色鉛筆やクレヨンが一般的なのではないでしょうか。個々の使い勝手がありますので、いろいろ試して自分なりの用具を見つけてください。
ペーパーデザインと同時に、組織図を書いて織り組織の経糸緯糸の交わりを確かめる場合もあります。組織図は全ての作業に必要なわけではありませんが、混みいった組織や出版教本を参考にする時などは、自分なりの解釈のために組織図を書いて理解することも大切だと思います。

ペーパーデザインから糸本数や糸全長を割り出し、糸染や糸巻きの実技に入っていきます。

2. 糸染後に本格的なデザインを決める

イメージに沿った糸を選んだり、糸を染めてからデザインを決定していくやり方です。慣れてくると、この方法を選びやすくなります。実際に使用する糸や色を前にして、デザインを補正することが容易になるからです。また、筬や経糸本数があらかじめ決まっている織布は、こちらの方が作業が進めやすいです(着尺など)。
この方法は、おおまかにペーパーデザインを描いて、染める糸の必要量をあらかじめ計算しておく必要があります。余裕を持って多めに染めて、デザインの決定に備えるようにします。
実際の色糸を見ながら決めるのでデザインが決めやすいのですが、多めに糸を染めるので染めた糸が余ることもあります。

3. イメージのみで作業に入る

ペーパーデザインという視覚化をせず、イメージのみで計画を立てて作業に入る方法です。技法によってはその方法がかなっていることもあります。裂織(さきおり)、卓上機を使用した織物などは、そうすることが多いです。
ある程度偶然性に任せることになりますが、作り手の思惑以上の効果が出ることもあります。

糸の選び方

糸を選ぶ時期ですが、デザインが決まったら経糸を選ぶこともあれば、デザインを考えながら糸を決めていくことも、また、先に糸ありきでデザインを決めることもあります。どれにせよ、デザイン=糸と考え、同時進行していきます。
経糸、緯糸の選び方は、織布の用途に適したものであることが第一です。季節感、洗濯の可不可、経糸と緯糸のバランスなど選ぶ要素は多いですが、実際に糸を見て触って、イメージする織布に仕上がるかどうかを想像する練習も必要です。
さらに大切なことは自分に扱える糸か、ということです。
糸は、無尽にあります。天然繊維だけでも、綿、麻、絹、ウール、その他自然採取された植物や野生動物の体毛など様々です。さらには絹ひとつとっても多様です。熟練者でないと扱えない糸も多くあります。使ってみたい糸と扱える糸は違います。でも、これは経験を積むことで変化してきます。初めのうちは撚りのしっかりした中細~太糸で慣らして、少しずつ糸の幅を広げていくことが、織物を楽しむためのステップです。
また、作品制作にどのくらいの糸量が必要か、という考えも大切です。糸は安いものではないので、手持ちの糸を少なめにしたいのは誰しも同じですが、肝心の必要な糸が足りなくなっては元も子もありません。やはり余裕を持って揃えた方が安心かと思います。

筬の選び方


ペーパーデザイン

経糸が決まったら、筬の羽数を選びます。筬目に糸を何本通すか、経糸を筬目に緩めに通すか、通常程度に通すか、きつめに通すか、など、これらも「何をつくるか どういう方法で織るか」という計画の根本に関わってきます。
織りたい布に合った筬の決め方は、実際に筬に経糸を通してみて、筬の詰め具合を確認する方法、


ペーパーデザイン

あるいは、物差しに経糸になる糸を巻いて、そこから筬の羽数を決める方法などがあります。物差しに巻く時は、筬に通す詰め具合を想像して、緩めや詰め気味に巻きます。

平織で経糸と緯糸の隙間を詰める布は、筬目に糸を通してみてやや詰め気味に見えるくらいが適当です。また、軽いマフラーなどは、ゆったりとした筬の通し方をします。同じマフラーでも綾織に織る時は、経糸の模様を見せるようにやや詰め気味に通したりもします。
ただ、これらもそれぞれの感触によってまちまちで、決まりがあるわけではありません。筬の決め方は、経験からくる勘で決めることが多いのものです。
筬と糸の関係で、優先するのは糸です。同じ糸を使用しても、織物の用途次第で筬が違うことは日常的にあります。
さらに、決めた筬で作業に入った後でも、織物の用途にそぐわないと判断した時には筬の変更は可能です。その場合、筬を変えることで織幅も変わります。

織の計画の補足

これまで、このホームページ内の他項目で織物の計画について折々記してきました。(織の計画 織物の工程)
そこで記したことは計画の基本ですが、実際に作業に入ると基本に当てはまらなかったり、何らかの行き違いが出てきてしまうこともあります。
補足として、「計画ノート」形式で書き足したいと思います。
*「計画ノート」とはわたしが実際に制作しながら書いているノートの形式です

筬)

*前項「筬の選び方」をご参照ください。

幅)

筬に通す実際の経糸の幅のことをいいます。織幅ともいいます。
望む織布の幅に緯(よこ)の織縮み分を足して計算します。織縮み率は素材や織り方よってかなり違いが出ますが、およそ3%〜5%くらいです。10%以上緯が縮むことはほとんどありません。

経糸全本数)

経糸の本数のことをいいます。
「筬の羽数 × 1目に入れる糸本数 × 織幅 = 経糸全本数」
例:鯨寸間15羽 × 2(丸羽) × 10寸 = 300本
綜絖4枚の場合、経糸全本数は4の倍数が望ましいです。1番綜絖で始まり4番で終わるというように、組織が途切れることが少なくなります。ただし、組織により違いがあります。

長さ)

織り上がり後に望む織布の長さのことをいいます。

整経長)

整経に必要な経糸の長さのことをいいます。
「織布の長さ + 織縮み分 + 試し織り分や房分 + 捨て分 = 整経長」
経糸の織縮み率は素材の質感、太さ細さ、技法により大きく異なります。5%〜25%まで幅が広いですが、20%〜25%は裂織や太い緯糸で織る時に限ります。通常は5%〜10%前後で計算することが多いです。
試し織りや房は、不要な時もあります。試し織り分は30cm前後、房分はマフラーやショールなら1枚分前と後合わせてで20〜25cmとります
捨て分は、経糸の最初と最後の織れない部分のことです。男巻や千巻に結び付けます。千巻箱が外せる型の織機は40〜50cm、外せない型(レバー式卓上機などのタイプ)なら60〜70cmあれば充分です。

経糸総全長)

経糸全体の長さのことをいいます。
「経糸全本数 × 整経長 = 経糸総全長」
縞などは、その柄毎に計算します。糸染や糸巻きの時に必要になります。

経糸使用総量)

使用する経糸の長さや綛数のことです。場合によって、重量も必要になります。
枠周、上げ数、番手が明示されていれば割り出せます。
「経糸総全長 ÷ 1綛の長さ = 使用する綛数」 枠周、上げ数が不明の場合は、1綛の重さと番手から長さを割り出します。
複数の糸を使用する場合は、それぞれの経糸総全長から綛数を計算します。
番手による1gあたりの長さの計算は、絹、ウール、綿、麻それぞれ違います。*染織基礎知識「糸」より、「糸の単位」をご参照ください。
糸染、糸巻きの時に必要です。

大管本数)

整経に大管を使用する時に必要です。
大管立てに立てられる大管本数は制限があります。そのため、デザインを基に糸本数を割り出して、大管本数を計算します。
経糸が無地の場合は経糸全本数から割り出します。複数の素材や色のデザインの場合は、デザインのリピート(柄の繰り返し)を念頭において本数を決めていきます。
リピートの糸本数が大管立てに立てられる数を越えている時は、ひとつの柄ずつ整経して、大管を入れ替えます。この場合は、いったん経糸を整経の終わり方の処置と同じ方法で経糸を切って鉄棒に結び付け、大管を差し替えて次の縞を整経します。
デザインと糸本数から有効な大管の立て方を決めて、そこから大管本数を決定していきます。
わたしの使用している大管立ては32本の大管が立てられます。32本の大管を立てれば整経回数は少なくてすみますが、隣り合った大管の隙間が狭くなるために、あぜ取りに失敗することがあります。慣れてくれば問題ないですが、最初のうちは大管立ての釘を1つ置きにして大管と大管の間を空けた方があぜが取りやすいです。また、糸本数が多くなければ、上段のみ使用して整経に慣れることもひとつの方法です。
大管本数と経糸本数の計算の方法です。
「普通の整経 … 大管本数 = 経糸本数」
「輪整経   … 大管本数 × 2 = 経糸本数」 このふたつの整経の使い分けは自由です。慣れている方でいいと思います。
ただし、奇数の経糸の並びや繰り返しのない縞は、輪整経ではできにくいので、普通の整経を選びます。

大管順)

大管立てに立てる大管の順序を記録しておきます。
整経のミスなどで再度同じ大管を順番に立て直すことがあるために、記録しておいた方が安心です。色などを記号化するとわかりやすいです。
大管順は、大管立ての向かって右側があぜの上になります。大管立ての右側の糸に、左側の大管の糸がリピートされると理解すると、大管本数を決める時にもわかりやすくなります。

整経回数)

デザインによって、多少計算方法が違ってきます。
大管立てに立てた大管をすべて一律に使用する計算方法です。
「普通の整経 … 経糸本数 ÷ 大管本数 = 整経回数」
「輪整経   … 経糸本数 ÷ (大管本数 × 2) = 整経回数」
ここで計算して割り出された数字は、きっかりと割り切れない方が多いです。その際は、大管何本を何回整経して後、不足分として大管何本で整経1回というふうに糸本数を計画通りに整経します。
例:糸本数 … 340本 大管本数 … 16本  整経の種類 … 輪整経
340 ÷ (16 × 2) = 10.625回
(16 × 2) × 10 = 320本 … 大管16本で10回輪整経した段階の糸本数。
340 - 320 = 20本 … 必要糸本数のための不足分糸本数。
大管16本で10回輪整経後、(20 ÷ 2 = 10)大管10本で1回追加の整経を行う。
例:糸本数 … 340本 大管本数 … 16本  整経の種類 … 普通の整経
340 ÷ 16 = 21.25回
16 × 21 = 336本 … 大管16本で21回整経した段階の糸本数。
340 - 336 = 4本 … 必要糸本数のための不足分糸本数。
大管16本で21回普通の整経後、4本の大管で1回追加の整経を行う。
また、大管立てに立てた大管を区分して整経する場合もあります。
例として、2色の縞を交互に繰り返す織布の計画をたてます。1色ずつの糸本数を32本として、1色8本の大管を1つ置きに大管立てに左右半々に並べて輪整経することにします。
例:
a … 黒色
b … 赤色
: … 大管立ての空いている箇所

a
|
a
 :
 
:
a
|
a
 :
 
:
a
|
a
 :
 
:
a
|
a
 :
 
:
b
|
b
 :
 
:
b
|
b
 :
 
:
b
|
b
 :
 
:
b
|
b
 :
 
:
 → 大管立て上段
 
 → 大管立て下段


a(黒)の大管は8本、b(赤)の大管も8本で、a、bとも1回の整経で、8 × 2 = 16本 の糸が整経されます。これでは計画の32本には足りません。1回の整経で16本の糸が整経できるので、32 ÷ 16 = 2回 の整経回数になります。ですので、aの8本の大管のみで2回往復します。aを2回整経したら、bも同様にします。このa2回、b2回のリピートを繰り返して、経糸本数を整える整経回数が決まります。
実際の整経の作業の時、aを整経している時のbの糸は、aの糸に絡まらないようにbの大管の下に糸の束ごと休ませておきます。そのために、整経台を大管立てからやや前に離して整経すると絡まらずに糸を整えられます。
普通の整経の場合も同様です。

糸巻き回数)

整経をスムーズに行うために、大管に経糸をどのくらい巻けば良いのかの目安です。
使用する糸が綛糸で、枠周がわかっている場合はそのまま枠周を使います。枠周が不明の場合は、綛を均一に広げられるかせかけに糸を張った状態にかけて綛の枠周を測ります。この枠周をもとに糸巻き回数を計算します。
「経糸総全長 ÷ 大管本数 = 1本の大管に必要な糸の長さ」
「1本の大管に必要な長さ ÷ 枠周 = 糸巻き回数」
この時の大管本数は、デザインによって色ごとあるいは糸ごとに経糸総全長と大管本数を算出して、1本の大管に必要な長さを割り出 します。
糸巻き回数は、かせかけに回転計がついている機種はその数字を目安にしますが、あくまで計算上の数字ですので、必ず誤差が生じます。糸種にもよりますが、10〜20カウントは余分に巻いておいた方が、整経の最中に大管の糸がなくなるアクシデントの心配が少なくなります。
また、回転計がついていないかせかけの場合は、糸車の1回転で何m巻けるかを確認して、糸巻きの回転数を数えていく方法があります。数え間違いやその人の糸の引っ張り具合等の力加減も関係してきますので、必ずしも正しい数字ではありません。ですが、むやみに糸を巻くよりは目安がある方がやりやすいとも思います。
綛糸ではなく、コーン巻きやチーズ巻きの糸も糸車の回転数を数えて巻く方法をします。
綛糸やコーン巻きの糸の重さから割り出す方法もあります。1綛を何等分かに目安で分けて、必要な大管本数に巻きます。1本の大管に巻いた重量を量り、同じ程度の重さに巻いていく方法もありますが、大管自体の重さが若干違いがあるので、やはり多少の誤差が出ます。
いづれの方法にしても、整経を支障なく終わらせるためには大管に多少の経糸が残った程度の方が安心無難です。残った経糸は、緯糸に活用したり、経糸が切れた時のための予備として取っておくと良いと思います。


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